サッスオーロ戦がラストチャンスと報じられるミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】
ミランに“2人目の犠牲者”が生まれてしまうかもしれない。イタリア紙『トゥット・スポルト』によれば、25日に行なわれるサッスオーロ戦はシニシャ・ミハイロビッチ監督のとってのラストチャンスとみられているようだ。
しかしながら、サッスオーロはミランの天敵ともいえる存在だ。その理由はドメニコ・ベラルディの存在にほかならない。何を隠そうベラルディはセリエAきっての“ミランキラー”であり、元ミラン指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督を解任に追い込んだ人物なのだ。
ベラルディは2013/2014シーズンに4ゴールを奪うという衝撃的な活躍でミランを粉砕した。この敗北がきっかけとなり、クラブはアッレグリ監督の解任を決断。クラレンス・セードルフ氏を監督に迎え、その後未だに抜けられない低迷期を過ごしている。
ミハイロビッチ監督もまた、今週末のサッスオーロ戦の結果次第では解任もありえる状況だ。ミランキラーであるベラルディが爆発すれば、2人目の犠牲者が生まれることになる。21歳のイタリア人ウインガーは再びミランに悪夢をみせるのだろうか。
【了】