リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
今月8日にリバプールの指揮官に就任したユルゲン・クロップ監督が、初のホームゲームとなるヨーロッパリーグ(EL)ルビン・カザン戦を楽しみにしているようだ。21日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
初陣となったアウェイでのプレミアリーグ第9節トッテナム戦では、得点が生まれず0-0のドローに終わった。ジョーダン・ヘンダーソンやダニー・イングスなど負傷者が相次いでいることから、思うようなメンバーを組めなかったクロップ監督。
次は就任後初となる本拠地アンフィールドでの一戦で初勝利を目指して戦うこととなるが、ルビン・カザン戦は「特別」だと語っている。
「私は本当にこの試合を楽しみにしている。その夜は特別な雰囲気となるだろう。私にとって最初のホームゲームであり、上手くいけば特別な雰囲気となる。そうなるようにしたいね。私たちはみんな、その瞬間を待っているんだ」
また、一方で「ELはとてもオープンだ。私たちにとって大きなステップとなる可能性がある。私たちの次の成長のステップを見てみたい。トッテナム戦は完璧ではなかったが、正しい一歩を踏み出せたと思っている」と語り、ドローとなったトッテナム戦で手応えを感じつつも、ELを経験することでチームが成長できると考えているようだ。
現在、リバプールは2戦2分でグループBの2位につけている。1位のシオンとは勝ち点2差開いているが、現地時間22日に行われるルビン・カザン戦に勝利すれば首位浮上の可能性もあるだけに、クロップ監督の初白星がほしいところだ。
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