FIFA倫理委員会は調査状況を独自に発表できるようになった【写真:Getty Images】
FIFAは21日、現在倫理委員会が規程違反を調査中の関係者11人について近日中に処分が判断されると発表した。この中にはゼップ・ブラッター会長やミシェル・プラティニ副会長の他、フランツ・ベッケンバウアー氏らも含まれている。
すでに暫定的な資格処分を言い渡されているブラッター氏やプラティニ氏の他、ウォラウィ・マクディ氏、ジェフリー・ウェッブ氏、リカルド・テイシェイラ氏、アモス・アダム氏、エウジェニオ・フィゲレド氏、ニコラス・レオス氏といったFIFA関係者が調査対象になっている。
またUEFA副会長でスペイン協会会長とFIFA副会長も兼任するアンヘル・マリア・ビジャール氏や、フランツ・ベッケンバウアー元FIFA理事の取り調べはすでに終了している。両者の違反行為がなんであったかは明らかにされていない。
FIFAは20日の理事会で倫理規定を見直し、倫理委員会が調査状況や処分の内容などを独自に発表できるようになっている。
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