ACL決勝進出を目指すG大阪【写真:Getty Images】
ガンバ大阪は21日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝2ndレグで広州恒大と対戦する。
アウェイでの1stレグを1-2で敗れたG大阪だが、ホーム万博競技場のリターンマッチでは、決勝進出に向けて勝利が絶対条件となる。
しかし、失点が重なればスコア次第で勝利しても敗退が決定してしまうため、広州恒大にアウェイゴールを与えないことが重要なポイントとなる。
【決勝進出条件】
①1-0の勝利
②2点差以上の勝利(2-0、3-1など)
【敗退条件】
①敗戦
②引き分け
③3失点以上を許しての1点差勝利(3-2、4-3など)
※2-1でG大阪リードのまま90分を終えた場合は延長戦(延長戦はアウェイゴールは適応されない)
この試合では、全北現代戦で退席処分を受け、アウェイでの1stレグはベンチ入り禁止処分を受けていた長谷川健太監督は、この試合で指揮を執ることができる。
広州恒大は現在中国スーパーリーグで24戦無敗を継続しており、5連勝中。残り2試合のリーグ戦で1勝を収めれば、リーグ5連覇が決定する。
致命的となるアウェイゴールを阻止したいG大阪は、元ブラジル代表FWリカルド・グラールと中国代表FWガオ・リンの得点力に警戒しなければならない。
R・グラールは15得点14アシスト、ガオ・リンは13得点3アシストと国内リーグ戦でゴールを量産している。ブラジル代表MFパウリーニョやエウケソンといった強力外国人選手の活躍も目立つが、ガオ・リンは準々決勝1stレグの柏レイソル戦で打点の高いヘディングシュートを決めるなど個人能力も高い。
G大阪はJリーグ第13節の川崎フロンターレ戦で打ち合いの末に3-5で敗れてしまったが、ナビスコカップでも決勝進出を決め、前節では最大のライバルである浦和レッズに2-1で勝利している。
7年ぶりのACL優勝を目指すG大阪にとっては、アウェイゴールを与えず、先制点を奪うことができるかが最大のポイントとなりそうだ。
【了】