元レアル・マドリー監督のカルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは現地時間21日、チャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する。この一戦を前に、前マドリー監督のカルロ・アンチェロッティ氏が古巣の攻撃に問題があると指摘している。仏紙『レキップ』が報じた。
同紙のインタビューに答えたアンチェロッティ氏は、「マドリーは失点の少ない守備では非常にまとまったチームだ」と賞賛しながらも、「攻撃にいくつかの問題がある」と、CLを勝ち抜くには若干の不安があると語った。
2011/12シーズンからおよそ2年間PSGの指揮を取った事もあるアンチェロッティ氏は「PSGはボール支配率を重視したサッカーをするだろう。そしてマドリーはカウンターに主眼を置いてくるだろうね。マドリーのカウンターは非常に危険だ」と分析している。
一方で、2つの古巣のどちらが勝つかについては「判断が難しい」と言葉を濁した。
CL優勝候補に関しては「PSG、バイエルン・ミュンヘン、マドリーにバルセロナの4チームだ」としながらも、「PSGを入れたのは(ローラン・)ブラン監督に少しプレッシャーをかけるためだよ」と冗談を飛ばした。
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