グジェゴジュ・クリホビアク【写真:Getty Images】
アーセナルやチェルシーが強い関心を抱いていると報じられてきたセビージャのグジェゴジュ・クリホビアクに対し、マンチェスター・シティも獲得に動くようだ。英紙『テレグラフ』が報じた。
ポーランド代表としても活躍する長身のセントラルMFは安定したプレーでセビージャのEL制覇に貢献して評価を高めた。アーセナルは夏に2200万ポンド(約43億円)の移籍金で獲得を試みたが失敗に終わっていた。
一方のシティは移籍金2100万ポンド(約39億円)を提示して争奪戦に参入しようと試みているという。クリホビアクにはアーセナルが提示した額とほぼ同じだけの違約金が設定されており、満額を支払えば強奪も可能と見られている。
セビージャとシティは今週のチャンピオンズリーグで直接対戦する。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督も1月のクリホビアク獲得を目指しているとされ、競争は激化の一途をたどっている。
1年半前から視察を続けてきたアーセナルか、王者チェルシーか、それとも高額サラリーを期待できるシティか。いずれにしろ近い将来セビージャ退団が実現すれば、プレミアリーグでクリホビアクを見る機会が増えそうだ。
【了】