本田圭佑【写真:Getty Images】
トリノ戦では終盤のわずかな時間しかプレーさせてもらえず、今月初めのクラブ批判発言を問題視されているミランの本田圭佑に対し、イタリアの記者が辛辣な評価を下している。
元『スポーツメディアセット』の記者であるルカ・セラフィーニ氏が伊『カルチョメルカート.com』のインタビューに応じ、現在のミランについて語っている。
同メディアのインタビュアーに「本田の“爆発”をどう思うか?」と問われたセラフィーニ氏は「かつてのミランであれば、本田はミラネッロ(練習場)に寿司を届けに来た配達員だ。正直に喋ることは美徳かもしれないが、フットボールをプレーすべきだね」と日本代表MFを酷評。ミランにふさわしい選手でないと断罪した。
シニシャ・ミハイロビッチ監督がミランを引き上げる力のある指揮官かという質問には「現段階ではNOだ。少し時間を与えてみよう。もうあまりないが…」と不満を口にするなど、全体的に厳しい評価を下したセラフィーニ氏。
本田のミランに対する発言も“タブー”として扱われたが、それによってメディアも敬意を欠いた表現で批判を始めた。プレー面で説得力に欠ける「10番」への風当たりは強くなりつつある。
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