去就に注目が集まるミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランに所属する日本代表FW本田圭佑の去就に注目が集まっている。12日、英紙『デイリー・エクスプレス』が報じた。
ナポリ戦後にクラブや監督、サポーターを公の場で批判したことで話題を呼んでいる本田。イタリア帰国後に面談が設けられており、罰金などの処罰の可能性も報じられている。
この一件によって、本田は今冬にもミランを去る可能性が浮上している。移籍先として挙げられているのはイングランド・プレミアリーグの2クラブで、トッテナムとエバートンだ。トッテナムは夏にもMFエリク・ラメラとのトレード案が報じられていた。
今季シニシャ・ミハイロビッチ監督のもと、献身的な守備意識を評価されトップ下で先発出場が続いている本田。しかしながら、攻撃面での貢献度の低さから現地メディアとファンからは容赦ない批判を浴びている。今週末のトリノ戦では指揮官はフラットな4-4-2もしくは4-3-3を採用するとみられており、トップ下がなくなることで出場機会の減少が見込まれている。
ミランに加入以来、ファンからの確固たる信頼を獲得できていない本田。背番号10番を背負ったものの、大きなインパクトを残せないままイタリアを去ることとなるのだろうか。
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