バルセロナのDFアドリアーノ【写真:Getty Images】
バルセロナに再び税務署からの悪夢の通知が届いた。DFアドリアーノは税務局から告訴され、100万ユーロ(約1億3600万円)近い金額の支払いを要求されたと、13日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によると、アドリアーノは税務局から自身の肖像権を経て得た所得を隠していたと判断され、告発された。今回のケースはチームメイトのMFハビエル・マスチェラーノとほぼ同じであり、アドリアーノも自身の肖像権をスペイン国外に登記してある会社に譲渡してその利益を得ていた。
アドリアーノは、税務局が要求する金額を払うことで裁判を回避する事が出来る。
バルサの選手で脱税疑惑がかけられたのはこれで4人目。マスチェラーノの他にもエースのFWリオネル・メッシが税務局から告発されており、ネイマールもブラジル当局から1億8880万レアル(約57億円)の財産を凍結させられている。メッシはスペイン裁判所から22ヶ月の刑務所収監が求刑されている。
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