ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
【日本 1-1 イラン 国際親善試合】
日本代表は13日、親善試合でイラン代表と対戦して1-1で引き分けた。
試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「いい親善試合だった」と述べた。同点に追いついた後半に関しては「ずいぶん良くなった。さらに2点目、3点目を決めるチャンスもあった」としたが、前半の内容には不満が残った。
「全くゲームをコントロールできず、相手がフィジカルで我々を支配してきた。ビックチャンスを作らせなかったが、PKを与えたのは集中が足りていなかった」
シリア戦から先発5人を入れ替えて臨み、多くの選手を起用した。「彼らにとっても良い経験になったと思う」とハリルホジッチ監督。特にフィジカルで日本を上回るイランのようなチームに対して「どう戦うかが重要だった」が、その点でも収穫はあったようだ。
それでも「テクニックを使ってゲームを支配すべきだった」とも話しており、相手の勢いをいなせなかったことを課題として挙げた。
ハリルホジッチ監督は以前、「日本はどのチームにも勝てる」と発言した。結果としてイランとは引き分けで終わったが、「ブラジルやアルゼンチン、フランスと対戦する場合でも、いつも勝利という言葉を口にする」という。指揮官は愛する勝利のため、これからも日本を強化していく。
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