リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
スペイン検察がバルセロナのFWリオネル・メッシに対して禁錮22ヶ月を求刑したと英『BBC』などが8日に報じた。
メッシと父親のホルヘ氏は2007年から2009年にかけて肖像権収入をベリーズやウルグアイの会社を通して租税回避地の会社に隠して400万ユーロ(約5億4000万円)以上の脱税を試みた容疑がかけられており2013年に税務署から告発されていた。
これらの肖像権収入はサバデル銀行、ダノン、アディダス、ペプシ・コーラ、プロクター・アンド・ギャンブルなどからもたらされたもので、未払いの税金は2013年に改めて納められたという。
今年6月には父親のホルヘ氏がメッシの財産を部分的に管理していたため本人が知らないところで脱税が行われていたとして、バルセロナ高等裁判所から選手本人を処分すべきでないとの判断が下されていた。
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