マンチェスター・ユナイテッド入団当時のV・バルデスとファン・ハール監督【写真:Getty Images】
ルイス・ファン・ハール監督との確執が伝えられているマンチェスター・ユナイテッドのGKビクトール・バルデスは、未だロッカールームに入ることすら許されていない。
英紙『ミラー』によればロッカー立ち入り禁止の他、チームの集合写真撮影に参加させてもらえず、トップチームとの接触時間を最小限にするためトレーニング時間も指定されているという。
バルセロナで長く正守護神を務めた実力者ながら不遇の時が続くV・バルデスを同胞のファン・マタは心配している。スペインのラジオ『オンダ・セロ』に対して「ユナイテッドであろうとどこであろうと、彼の状況が改善されることを期待しているし、そう願っている。彼のことが大好きで、これまでマンチェスターで何ヶ月も時間をともにしてきた」と語った。
そして「ビクトールに聞けば彼なりの理由があるだろうし、監督も同じだと思う。本当に残念だ」と2人の関係が修復できない状態にあることを示唆した。
夏にも退団が噂されたが、クラブに阻止されて実現しなかった。現状を打破するには移籍するしか方法はないと見られるが、V・バルデスは冬の市場で新天地を見つけることができるだろうか。
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