元日本代表監督のザッケローニ氏が擁護する日本代表MF本田圭佑【写真:Getty Images】
元日本代表監督でミランに所属する日本代表MF本田圭佑を指導した経験もあるアルベルト・ザッケローニ氏が、問題発言をしたことで議論を呼んでいる同選手を擁護したようだ。7日にイタリア『レプッブリカ・スポルト』が報じている。
ザッケローニ氏は日本代表を率いていた2010年から2014年までの間に本田を指導。その本田はメディアの前で「(マンチェスター・)シティかパリ・サンジェルマン(PSG)くらいお金を使うか、そうじゃなければやはりストラクチャー(構造)の部分から見直していくか」と語り、クラブへの“造反”ともいえる発言をし議論の的となっているが、ザッケローニ氏は同選手を擁護する言葉をかけている。
「圭佑は自分の立場を考えずに発言するようなことはしない。彼はプロフェッショナルであり、自分のことよりもチームを優先してきた。彼の発言は、誰かにやるべきことを促したんだと思う」
しかし、一方で「ただ、ああいった発言をする所として適切な場所があることも事実で、クラブ内で言うべきだった」とも語り、メディアの前で発言したことに関しては同意しない構えのようだ。
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