後半に得点を重ねた日本
【日本 3-0 シリア 2018年ロシアW杯アジア2次予選】
日本代表は8日、中立地のオマーンでロシアW杯アジア2次予選第4戦に臨み、シリアに3-0で勝利した。
グループ最大のライバルとの対戦となったこの日、日本はGKには西川周作を起用。最終ラインは長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井高徳の4人。ダブルボランチは山口蛍と長谷部誠が組み、トップ下には香川真司が入った。そして前線は左に原口、右に本田圭佑、トップの位置に岡崎慎司となっている。キャプテンは長谷部が務める。
最初のシュートは原口。5分、左から中へ切れ込み右足で狙った。シリアも自陣に引きこもるだけでなく前への姿勢も見せる。
日本は25分、PA手前で本田が浮き球のパスを送ると岡崎がシュートを放つもミートできず枠を外れた。27分にはセットプレーから最後は本田が左足でフィニッシュも、これも決まらない。
前半終盤にはピンチも訪れた。41分、クロスからフィニッシュに持ち込まれた。これは枠を外れて助かったが、肝を冷やす場面だった。
後半に入り、試合が動く。54分、岡崎が前線のスペースで受けるとPA内で倒さPKを獲得する。これを本田が左隅へ決めてようやく日本が先制点を奪った。本田は代表戦3試合連続ゴールとなった。
日本は66分、原口に代えて宇佐美貴史を投入する。そして70分、香川が左からPA内深くを突破しラストパス。これを岡崎が押し込んで2-0とした。78分には本田が抜け出すも追加点は奪えない。
そして79分、日本は香川に代えて清武弘嗣を投入する。84分には岡崎に代えて武藤嘉紀をピッチに送り出した。88分、本田が粘ってボールを落とすと、宇佐美がシュートを突き刺しリードを3点に広げた。
結局、試合はこのまま終了。日本が難敵シリアを3-0で下し、勝ち点3を獲得した。
【得点者】
54分 1-0 本田圭佑(日本)
70分 2-0 岡崎慎司(日本)
88分 3-0 宇佐美貴史(日本)
【了】