南野拓実【写真:Getty Images】
日本代表は6日、ロシアW杯アジア二次予選のシリア戦に向けてオマーンで練習を行った。初選出の南野拓実は、本田圭佑と共にこの日からチームに合流した。
アンダー世代でも日の丸を背負い、エースとして活躍してきた南野。「自分自身、小さい頃からここに来たかった」と、A代表でのプレーに胸を躍らせている。
この若手有望株にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督も賛辞を惜しまない。メンバー発表会見で指揮官は「現代のサッカーに適応する選手だ。左右のサイドでプレーでき、効果的なプレーができる。ゴール前でフリーとなり、フィニッシュの場面で顔を出してくれる」と期待を寄せた。
さらに「数年後には、日本代表にとって非常に効果的な選手になると思う」とも述べており、ハリルホジッチ監督も南野の可能性を信じている。
グループ最大のライバルであるシリア戦に臨むメンバーに選出された。このことについて南野は、「シンプルに結果が出ていることが一番だと思っています」と話す。
リーグ戦で6得点をあげ、得点ランクは2位タイ。コンスタントに得点を重ねる中で、自信も深まっている。オーストリアで培ってきたものを存分に発揮したいところだ。
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