マルセイユを下して満足のナポリ指揮官【写真:goal.com】
ナポリは6日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でマルセイユと対戦し、ホームで3-2と勝利を収めた。ラファエル・ベニテス監督は白星に満足しつつ、次節のボルシア・ドルトムント戦でも勝利を目指すと語った。
先制を許したものの、MFギョクハン・インレルのゴールで追いつくと、FWゴンサロ・イグアインの2得点でマルセイユに競り勝ったナポリ。勝ち点9でアーセナルと並ぶナポリは、次節のアウェーでのドルトムント戦で引き分け以上なら、「死のグループ」突破が決まる。
ベニテス監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「もっとうまくやることもできたが、私は満足しているよ。気迫に満ちていたし、4点目にも迫った。CLで3勝だ。満足以外にないさ。ドルトムントに勝てば、突破できる。だが、とても難しい試合になるだろう。今日の試合に勝ったからといって、何も変わらないんだ。次の試合で勝利を目指す」
「守備で苦しんでいる? まだ適切なメカニズムがないんだ。選手たちはまだ互いをよく知っていない。もう少しバランスを身につけないとね。だが、私は楽観しているよ。イグアイン? チームが良いプレーをしているときは、ゴールを決めてくれるFWがいることは重要なんだ。彼は違いをつくってくれる。チーム全体が彼を信頼しているんだ」
ナポリは10日のセリエA次節でユヴェントスとのビッグマッチを迎える。だがベニテス監督は、MFマレク・ハムシクをこの日ベンチスタートにしたのはユーヴェ戦を意識したからではないと語った。
「日曜のユヴェントス戦? まだ考えていないよ。(ゴラン・)パンデフもクオリティーのある選手で、ゴールもアシストもできる。ハムシクとそう変わらないんだ。パンデフの方がハムシクよりややフレッシュだったというだけだよ。ユヴェントスが非常に難しい試合になることは分かっている。フィジカルの問題がないことを願おう」