日本代表に初招集されたザルツブルクのFW南野拓実【写真:Getty Images】
【ラピド・ウィーン 1-2 ザルツブルク オーストリア・ブンデスリーガ第11節】
現地時間4日、オーストリア・ブンデスリーガ第11節が開催され、先日日本代表に初招集されたFW南野拓実が所属するザルツブルクは首位のラピド・ウィーンとアウェイで対戦した。
前半に先制点を許してしまったザルツブルクだったが、南野のゴールで同点に追い付く。43分、左サイドからエリア内にランニングし、MFソリアーノからのパスを受けると左足を一閃。強烈なシュートにGKは一歩も動くことができなかった。
南野はこれで今季リーグ戦で6得点目とし、得点ランクでも首位と1ゴール差の2位タイにつけた。カップ戦なども含めると、ここまで14試合9得点4アシストを記録している。
ザルツブルクは後半にもゴールを決め、最終的に2-1の逆転勝利を収めた。試合前には首位ラピド・ウィーンと勝ち点4差あったザルツブルクだったが、南野の活躍もあり1差に詰めることに成功した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「数年後には、日本代表にとって非常に効果的な選手になると思う」と大きな期待を寄せる20歳のアタッカーは、万全の状態で日本代表に合流することができそうだ。
【得点者】
17分 1-0 シュタングル(ラピド・ウィーン)
43分 1-1 南野(ザルツブルク)
64分 2-1 シュバイグラー(ザルツブルク)
【了】