ロイス(右)と交代でピッチを去る香川(左)【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第8節が4日に行われ、ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンに5-1で敗れ、両チームの勝ち点差は早くも7ポイントに広がった。
ドルトムントの香川真司は先発出場するも、特に見せ場なく後半開始早々にマルコ・ロイスと交代でベンチに下がった。
予想外の大敗にドイツ各紙はチーム全体に低評価を下しているが、香川に対しては一層厳しい評価が並んでいる。
独紙『ビルト』はチーム最低点の「6」と評価されたGKロマン・ビュルキに次ぎ、香川ら7人に「5」をつけている(ドイツでは「6」が最低で、最高が「1」の11段階評価)。
また地元紙『ルール・ナハリヒテン』は香川に対しウカシュ・ピシュチェク、マッツ・フンメルス、途中出場のアドナン・ヤヌザイとともにチーム最低タイの「5」を与えている。
同じく『デア・ヴェステン』紙も香川にチーム最低タイの「5」をつけ、寸評で「バイエルンの守備陣を脅かす機会はほとんどなく、本当に危険な面はなかった。その結果後半開始早々に交代させられた」と消極的なプレーに悲観的な評価を下している。
前節のダルムシュタット戦とヨーロッパリーグのPAOK戦に引き分け、バイエルンに敗れたことで公式戦3試合続けて勝利から遠ざかっている。次節は代表ウィーク明けの2週間後だが、武藤嘉紀擁するマインツを破って好調時のプレーを取り戻せるだろうか。
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