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白熱のマージ―サイドダービーはドロー決着。両者とも最後まで決め手を欠く

text by 編集部 photo by Getty Images

白熱のマージ―サイドダービーはドロー決着。両者とも最後まで決め手を欠く
マージ―サイドダービーはいつも通り白熱の展開に【写真:Getty Images】

【エバートン 1-1 リバプール プレミアリーグ第8節】

 プレミアリーグ第8節が4日に行われ、リバプールはアウェイでのエバートン戦“マージ―サイドダービー”に挑んだ。

 互いに上位をうかがうために重要な一戦は、エバートンがストーンズとコールマンを欠き、リバプールはヘンダーソンを欠く中行われた。

 序盤からそれぞれチャンスを作り、35分にはジャンとバークリーのプレーが発端となり、両チームの選手が一触即発の雰囲気になる場面が。両者にはイエローカードが提示されたものの、ダービーらしい激しさを見せていく。

 スコアが動いたのは42分、アウェイのリバプールはミルナーのCKに、先日イングランド代表初招集を受けたイングスが頭で合わせてゴールネットを揺らす。

 突き放されたくないエバートンは前半のうちに追いつく。右サイドのデウロフェウがクロスを上げると、ジャンが処理を誤ってしまい、こぼれ球を逃さなかったルカクが豪快な一撃を叩き込んで同点とする。

 後半は前半終了間際に追いついたエバートンが主導権を握ってチャンスを作っていく。しかし、バークリーやルカクを中心とした攻撃もGKミニョレの好セーブやリバプール守備陣の粘りの前に再びネットを揺らすことはできず。

 反撃したいリバプールも前線が決定力を欠き、後半はスコア動かず1-1で試合終了となった。これでエバートンの本拠地グディソン・パークでのダービーは4年連続のドロー。決着は次回アンフィールドでの再戦に持越しとなった。

【得点者】
42分 0-1 イングス(リバプール)
45+2分 1-1 ルカク(エバートン)

【了】

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