脱税疑惑に反論したリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
ついにリオネル・メッシの反撃が始まった。2日付けのスペイン紙『スポルト』によれば、同選手は自身への脱税疑惑について『エル・ムンド』紙に対して法的措置をとる決断を下したようだ。
メッシは9月29日に『エル・ムンド』紙が掲載した記事に反論するという声明を発表した。同紙は「メッシ・フレンズvs世界選抜」のチャリティマッチにおいて、2012年より2013年の間に税務上の違反があったとしている。
これに対してメッシは次のように主張し、名誉毀損とジャーナリズムの正確性の欠如を理由に法的措置を講じることを発表した。
「メッシとメッシの父親がチャリティマッチの開催や収益に関して、いかなる刑事訴訟と関係がないこと」
「メッシはチャリティマッチの開催で収益を受け取ったことがないこと」
「『エル・ムンド』紙の報道内容に法的もしくは司法上の根拠が存在しないこと」
バルセロナはメッシだけでなく、同僚のネイマールとハビエル・マスチェラーノも脱税の疑惑で起訴されている。また、未成年者の補強に関する規約に違反したとして、現在クラブはFIFAによって移籍市場で選手を獲得することが禁じられている。
ピッチ外での問題が多発しているバルセロナ。問題解決の糸口は見つかるのだろうか。
【了】