PAOK戦ドローに満足のトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督が、主力選手を温存して挑んだPAOK戦で引き分けたチームのパフォーマンスを称賛した。2日にクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表している。
トゥヘル監督は香川真司やマッツ・フンメルスら5選手を休養のため外し、代わりにゴンサロ・カストロなど出番の少なかった選手をスタメンに起用。試合は34分にPAOKのロベルト・マクに先制点を許す展開から始まり、72分にカストロのゴールで追いついて引き分ける結果で終わった。
随所でチャンスを作り、追加点を奪える可能性もあったが勝ち越すことはできなかった。しかし、トゥヘル監督はチームに一定の評価を与えている。
「今日の試合はチームがバランスを保ちながら戦えたと思っている。失点以降はこちらにチャンスがあった。主導権も握っていたし、相手にあまりシュートを打たせなかった。ドルトムントを率いることができて誇りに思っているし、今日は全体的に良いパフォーマンスだったよ」
主力抜きでも戦えたことにトゥヘル監督は満足感を示しているようだ。ドルトムントはPAOKに引き分けたものの、チームはグループ首位に立っている。4日にはバイエルン・ミュンヘンとの大一番を控えており、休養十分な主力選手たちに期待がかかりそうだ。
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