ユベントスのシンボルへと成長するアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
アルバロ・モラタはユベントスのシンボルへと成長している。しかし、現時点ではクラブとの契約延長は考えていないようだ。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
チャンピオンズリーグ(CL)セビージャ戦で先制ゴールを決め、スペイン人選手として史上初となる同大会5試合連続ゴールを記録したモラタ。ユベントスのレジェンドであるFWアレッサンドロ・デル・ピエロの記録に並んでいる。
同紙は「マタドール(闘牛士を表すモラタの愛称)はますますユベントスのシンボルへと成長している」と同選手を高く評価した。
モラタは「イタリアではより得点するのは難しい。CLの方がスペースがあるね」とCLで好調な理由を明かした。一方で、ユベントスとの契約延長には「その話はまだ早いよ。だが、僕は落ち着いているし、プレーのことだけを考えている」と述べるに留まった。
また、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリ監督とは「全て順調だ」とし、「監督が僕のプレーに満足して、幸せなら、僕も同じように感じている」と完璧な意思疎通ができていることを強調している。
モラタは2014年にレアル・マドリーからユベントスに加入した。マドリーは2015/2016シーズン終了時点で移籍金3000万ユーロ(約47億円)を支払い、同選手がこれを受け入れた場合に買い戻すことができる。ユベントスに移籍しブレイクを果たしモラタだが、彼の未来はトリノとマドリードのどちらにあるのだろうか。
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