シオン戦で欠場する可能性のFWダニエル・スタリッジ【写真:Getty Images】
リバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督が、けがから復帰したばかりのイングランド代表FWダニエル・スタリッジを、1日に行われるヨーロッパリーグ(EL)シオン戦で温存する考えを明かした。9月30日の英紙『ガーディアン』が報じている。
スタリッジは度重なる負傷に悩まされており、昨季終盤に手術を受けている。その影響で長期離脱していたものの、9月20日に行われたプレミアリーグ第6節のノリッジシティ戦で復帰していた。リバプールにとって待望のストライカーが戦列に戻ってきたが、ロジャース監督は酷使したくはないようだ。
「ダニエルはとても頑張ってくれた。予定よりも少し早く戻ってきたが、私たちはこの段階で彼を壊すわけにはいかないから、週末の試合に向けて今回の試合には参加しない」
昨季はけがで離脱していたこともあり公式戦18試合出場で5得点にとどまったスタリッジ。しかし、復帰後のアストン・ヴィラ戦で2得点を決め、さっそくアピールに成功している。ロジャース監督も「違いを生み出せる選手」として期待しているだけに、2度と戦線離脱してほしくない考えのようだ。
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