ジョゼ・モウリーニョ監督とジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシーは現地時間29日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージでポルトと対戦する。この試合に向けて、ジョゼ・モウリーニョ監督が前日会見に臨んだ。英紙『テレグラフ』がコメントを伝えている。
モウリーニョ監督の古巣となるポルトの本拠地に乗り込むチェルシーは、スペイン代表FWディエゴ・コスタの先発が予想されている。アーセナル戦でDFガブリエルとの小競り合いで退場に追いやったコスタだが、試合後にプレミアリーグ3試合の出場停止処分を受けてしまった。
記者団から「もしD・コスタのように熱意を持って戦う選手が11人いればプレミアリーグのトップに立てると思うか?」と聞かれたモウリーニョ監督は、皮肉を交えて次のように答えている。
「そうなれば全ての試合に負けてしまう。なぜなら、彼を出場停止を強く望む声が大きいから選手を揃えて試合に臨むことはできないだろう。だから、私は彼がひとりで良かったと思うよ」
相手選手への挑発が目立つコスタだが、実はチェルシー移籍後は一度もレッドカードを受けたことがない。最後にレッドカードを受けたのはアトレティコ・マドリー時代、2012年12月に行われたヨーロッパリーグ(EL)プルゼニ戦まで遡る。それ以来、およそ4年間に渡って一度もレッドカードは受けていない。
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