エバートンのジェラール・デウロフェウ【写真:Getty Images】
今夏バルセロナからエバートンに加入したジェラール・デウロフェウは、出場機会の確保に苦しんでいる。プレミアリーグでは4試合に出場しているが、合計で36分間しかプレーできていない。
当然この現状に満足しておらず、英紙『デイリー・メール』にでいまの心境を吐露している。
「身体の調子はいいし、求められればいつでも出る準備はできている」とコンディションの良さをアピールするデウロフェウは、一昨季にレンタルで在籍していたエバートンに戻ってきた理由を明かす。
「ここに戻ってきた一番の理由はレンタルで来ていた時に幸せだったからだ。ここを家のように感じていたし、本当に居心地がいい」
ただかつて在籍していた時とチーム状況は違いライバルも多い。今季はロス・バークリーやスティーブン・ネイスミスらが好パフォーマンスを披露しており、レギュラーポジションを掴むのは容易ではない。
それでも「僕は本当に自信がある。もっと長い時間プレーする必要があるし、もっと長い時間プレーしたい。これは僕にとって非常に重要なことなんだ。ベンチに座るのを受け入れるのは難しい。選手はみんな控えを嫌うはずだ。だがチャンスが来るのを待たなくてはならないし、その時が来たら生かさなければならない」と今後の出場機会増に意欲を燃やした。
バルセロナ時代はスペインの将来を担う才能と騒がれたが、近年は伸び悩みが続いている。勝手知ったイングランドの地で持てる力のすべてを開放する日は来るだろうか。
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