独立派が勝利したカタルーニャ州議会選挙【写真:Getty Images】
バルセロナのリーガ・エスパニョーラ脱退が近づいている。スペインのカタルーニャ自治州で27日、州議会選挙が行なわれ中央政府からの独立を主張する独立賛成派が過半数を獲得した。イギリス『BBC』を含む複数のメディアが報じている。
独立賛成派は過半数を獲得した場合は、18ヶ月以内に独立することを公約している。これにより、スペインから脱退することでカタルーニャを本拠地とするバルセロナはリーガに所属できない可能性が高まっている。
リーガの会長であるテバス会長は昨年「スペイン国家に所属せずにスペインのトーナメントに参加できるのはアンドラだけだ。これを変えるには国会で話すしかない」と発言していた。
現在、リオネル・メッシ、ネイマールを始めとした数多くのスター選手が所属するバルセロナ。リーガから脱退することになれば、当然チャンピオンズリーグといった大会からも締め出されることになる。果たして、バルセロナの未来はどうなるのだろうか。
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