レバークーゼン戦で貴重な追加点を決めた香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 3-0 レバークーゼン ブンデスリーガ第5節】
ブンデスリーガ第5節のドルトムント対レバークーゼンが20日に行われ、香川真司は開幕から5試合連続で先発出場を果たした。
この試合で香川は、58分にムヒタリアンからのパスをペナルティエリア内で受けゴール右隅に丁寧なアウトサイドシュートを沈め、チームに貴重な追加点をもたらした。
自身のゴールを振り返った香川は「本当に大事な、勝利の分かれ道だった」と語り、「後半のよい時間帯に取れたことがチームにとってよかった」と満足感を示した。弱めのシュートになったことについては「余裕がなかった」と意図していなかったことを明かしている。
「強いシュートを打てなかったので、トラップしてすぐにシュートを打とうと意識していました」
見事なアウトサイドのトゥキックとなったが「(一瞬のことなので)あまり覚えていない」と語り、相手キーパーの位置についても「感覚で打った」と明かした。
この勝利でドルトムントは今季破竹の11連勝を記録している。しかしながら、香川は「どこまで行ってもよいです」と、勢いを止めるつもりはない。「一つ一つの試合に準備ができているから勝ち切れている」と勝因を分析した。
香川は今季既に公式戦で5得点を決めた。不調に喘いだ昨季の総得点数6に早くも1ゴールと迫っている。アシストも現時点で4つ記録しており、シーズンを通して10ゴール10アシストも見えてきた。
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