【ローマ 1-1 バルセロナ CL グループステージ】

　チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節が現地時間16日に行われ、前回王者バルセロナはアウェイでローマと対戦した。ルイス・エンリケ監督にとっては、古巣との対決となった。

　この試合で鮮やかな3rdユニフォームを身に纏ったバルセロナは、強力な3トップであるリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの「MSNトリオ」を先発に据える。一方、ローマは新加入のFWエディン・ゼコをセンターフォワードに置き、左右にFWモハメド・サラーとFWイアゴ・ファルケを据えた。

　試合を支配したのはアウェイのバルセロナ。4分にはメッシが挨拶代わりのミドルシュートを放つと、21分には右サイドの展開からMFイバン・ラキティッチの鋭いクロスにスアレスが頭で合わせて先制に成功する。

　このまま圧倒的な試合になるかと思われたが、31分にローマが意外な形で同点に追いつく。自陣でボールを奪っだ右サイドバックのアレッサンドロ・フロレンツィが超ロングシュート。前にポジションを取っていたGKテア・シュテーゲンの頭上を越え、ボールはゴールに吸い込まれた。

#Roma 1-1 #Barcelona | GOAL 31' Florenzi… Wow! Can the Italians regain the lead in Rome? Courtesy: BT #UCL pic.twitter.com/oGw7vT69in

— fanatix (@therealfanatix) September 16, 2015

　その後もバルセロナが華麗なパス回しから次々とチャンスを作り出すも、GKモルガン・デ・サンクティスの好セーブもありローマがゴールを割らせない。試合は結局1-1で終わり、王者バルセロナの初戦はドローとなった。

【得点者】
21分 0-1 スアレス（バルセロナ）
31分 1-1 フロレンツィ（ローマ）

【了】