ベトナム代表の三浦俊也監督(写真:ベトナムフットボールダイジェストより)
ベトナム・Vリーグのホアン・アイン・ザライの会長で、ベトナムサッカー連盟(VFF)の副会長も兼任するドアン・グエン・ドゥック氏は、ベトナム代表(U-23も兼任)の三浦俊也監督の解任を求めている。
ドゥック会長は、「ベトナムは、三浦監督体制を続けるべきではない。代表監督の職には、無名で代表監督の経験がない者が就くべきものではない。三浦監督が就任して1年以上が過ぎた。監督のレベルの限界を知るには十分な時間だ。VFFは監督を交代すべきと考える」と批判を展開した。
また同会長は、VFFが今後、三浦監督の解任に同意した場合、新監督の招聘に向けて資金を拠出する方針を明らかにした。新監督候補には、元ソンラム・ゲアン(SLNA)監督のグエン・フー・タン氏または現SHBダナン監督のレ・フイン・ドゥック氏を推薦する意向だ。
但し、VFFの意向により外国人監督の招聘で話を進めなければならない場合は、元U-20日本代表監督で、ジュビロ磐田で黄金時代を築いた鈴木政一氏を推薦する方針だという。
その他にも候補はいるようで、日本側のパートナーから数名の日本人監督も紹介されており、いずれもJリーグやカテゴリー別代表で指揮を執った経験豊富な指揮官だとしている。
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