ルイス・ファン・ハール監督(右)と談笑するアシュリー・ヤング(左)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは15日のチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦でPSVと対戦するが、エースのウェイン・ルーニーを負傷で欠いたまま戦わねばならない。先週末のリバプール戦ではマルアン・フェライニが代役を務めていた。
夏の移籍市場終了時点でストライカー不足を指摘されており、フェライニの起用も一時しのぎにすぎないと見られている。その一方でアシュリー・ヤングがルーニーの代役に名乗りを上げた。英『テレグラフ』が伝えている。
「もし監督に前線でのプレーを求められたら、YESだね。もちろんやるよ。僕は多くのポジションでプレーできるし、これまでも前線や中盤でプレーしてきた」
決断はルイス・ファン・ハール監督しだいと語るヤングだが、FWとしてのプレーにも自信を持っているようだ。「ファン・ハールは僕なんかよりもずっと、先発選びで頭を抱えているんじゃないかな」と冗談交じりに難しいチーム状況を明かした。
しかし、ヤング自身は監督の頭を悩ませる存在にはならないと強調する。「すべての選手はスタメンで出場したがるけど、僕は違う。できる限りプレーしたいけど、リバプール戦のようにベンチから呼ばれても100%を出し尽くす準備ができていると監督に見せたいんだ」と起用法にこだわりはない。
ルーニーが不在でもチームが正しい方向に向かっているとヤングは感じている。その成果はPSV戦で発揮されるのか、そしてFWには誰が起用されるのか注目が集まる。
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