オランダ代表監督就任の可能性が浮上したユルゲン・クロップ氏【写真:Getty Images】
オランダサッカー協会は、元ドルトムント監督で日本代表MF香川真司を指導した経験のあるユルゲン・クロップ氏を監督候補としてリストアップしているようだ。13日にドイツ紙『フォーカス』が報じている。
クロップ氏は2008/2009シーズンからドルトムントで指揮を執り、2015年4月にチームを退いていた。その間に低迷していたチームを立て直し、リーグ戦で優勝するなど大きな功績を残している。現在はリバプールやロシア1部ゼニトなどのクラブで、監督候補として名前が挙げられていた。
同紙によると、低迷しているオランダ代表の後任監督としてクロップ氏の招聘を検討しているとのこと。本人はリバプールに興味を持っているとされていが実現性は低い。仮に代表監督に就任するとなれば母国ドイツを相手に対戦することになる。
オランダ代表は今年6月にフース・ヒディンク氏が退任し、アシスタントコーチを務めていたダニー・ブリント氏が監督に就任した。しかし、就任後の試合では1勝も挙げておらず、得点も取れていない状況に陥っている。果たしてクロップ氏は、クラブではなく代表監督を選ぶ可能性はあるのだろうか。
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