ナポリに対して苦言を呈したディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
アルゼンチンのスター選手だったディエゴ・マラドーナ氏が、セリエAのナポリを率いるマウリツィオ・サッリ氏を批判した。14日のイタリア『フットボールイタリア』が報じている。
昨季まで監督を務めていたラファエル・ベニテス氏に代わり、今シーズンからサッリ氏が監督を引き継いだ。しかし、セリエA第3節が終了した時点で、2分1敗と1勝もできていない。この状況にマラドーナ氏は苦言を呈している。
「ナポリはサッリでは勝てない。私はベニテスを引き止めておけば良かったと思う。彼はレアル・マドリーに行ったが、実際のところ彼は仕事ができているし、ファンにとっても申し分ないと思う」
「サッリは良い人だが、彼はナポリを率いるほどの価値はない。ベンチから支えるなら素晴らしい贈り物だ。ナポリはクラブの大きさと威信を理解できる監督が必要だったと思う」
サッリ氏は大きなクラブを率いた経験こそないものの、2部降格危機に陥っていたエンポリをセリエAに残留させるなど功績を残している。今季はスタートダッシュに失敗したナポリだが、サッリ氏のもとで再び上位進出を成し遂げることはできるのだろうか。
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