キム・ボギョン(写真はウィガン時代のもの)【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第10節が12日に行われ、松本山雅FCは湘南ベルマーレと1-1で引き分けた。
今夏に加わったキム・ボギョンがスタメンで初出場した。前半でイエローカードを受けていたこと、守備面でのテコ入れなどもあり56分でベンチへ退いた。
松本での初の公式戦についてキムは「今日の試合に出て、チームのスタイルがまた少しわかった」と述べ、自身のプレーについては「よく走って守備に参加することはできた。これからは攻撃で自分のパフォーマンスを見せたい」と、今後に向けて意欲を語った。
昨季限りでイングランドのウィガンを退団し、所属クラブがない状態だった。そのためコンディションはまだ万全ではないようだが、「チームとしてはいい部分もあったし、これからもいい準備をして戦っていきたい」と述べた。
攻撃的な特徴を出すには「中盤でもっとボールをもらって絡んで行かないけない」という。ハードワークが必須のチームでいかに自分の色を出せるか。下位に沈むチームの起爆剤となる活躍が、この韓国代表MFには求められる。
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