永木亮太【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第10節が12日に行われ、湘南ベルマーレは松本山雅FCに1-1で引き分けた。
最後の最後で同点に追いついたものの、前半の早い時間に失点し、厳しい戦いを強いられた。永木亮太は「注意していた点でやられたのは反省しないといけない」と振り返った。
とはいえ、負けなかったことは価値がある。「90分通して焦れずに、集中力を切らすことなく攻め続けられた」と永木は話す。諦めずにゴールを目指したことが相手にジワジワとダメージを与え、同点弾に繋がった。
ブロックを作る相手を崩せなかったことは課題として残った。「クロスに入ってくる人数が少なかったかなと。人数のことや、走るコースや質の問題なので、これからやっていければ」とやるべきことは明確だ。
攻撃の精度向上に加え、先に失点しないことも重要になってくるだろう。相手は湘南の速い攻撃を警戒しており、リードを奪えればある程度ブロックを敷いてくる。そうなるとこの日の松本戦のようにゴールをこじ開けるのが難しくなる。早い時間にビハインドを背負わないことも、勝利を掴むためのポイントとなる。
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