バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
バルセロナのDFジェラール・ピケは、スペイン代表での自身を巡る論争について、「ブーイングはカタルーニャ独立とは関係ない」「後悔は全くしていない」とした。10日、ピケ自身が今回の論争説明のため申し入れた記者会見で発言している。
ピケは、ブーイングについては既に慣れており自身のパフォーマンスに全く影響がなかった語っている。また、「政治的な意味ではなく、レアル・マドリー、バルセロナのライバル意識が関係していると思う。それぞれが自分たちの意見を表現する権利を持っているし、私は常に最良のプレーをし、結果によりそれに応えるようにしている」と発言した。
[PRESS CONFERENCE] Gerard Piqué opens up on issues related to Barça, Spain national team: http://t.co/9gNXJm6Ltp pic.twitter.com/2zZ8ltzjCA
— FC Barcelona (@FCBarcelona) September 10, 2015
先日のレアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスのコメントについては「自分の心の中にあるチームはバルセロナだ。常にマドリーの負けを願うし、自分がやったことにはなにも後悔していないよ。何度でもやると思うね。私が変わるなんて期待しないで欲しい」と自身の行動に全く問題を感じていないことを明かしている。
「バルセロナとマドリーのライバル感情はスペインに永久に存在し続けるものだ。でもそれはマドリーのプレーヤーたちとの関係を持たないなんてことではない。彼らとの関係は最高だよ。周りが事を複雑にしたいだけなんだ」
一方で、ピケはS・ラモスとの関係は良好だとし、スペイン代表チームメイト内の雰囲気は非常に良いと強調している。
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