ニコ・コヴァチ【写真:Getty Images】
クロアチアサッカー協会(HNS)は9日、同国代表のニコ・コヴァチ監督解任を発表した。
イゴール・シュティマッツ前監督からバトンを受け取って2013年からクロアチア代表を率いてブラジルW杯に出場し、EURO予選も引き続き指揮を執っていた。
しかし最近3試合で勝ちがなく、イタリアとノルウェーに次ぐグループ3位でEURO本大会出場が難しい状況に。6日のノルウェー戦に敗れたことで解任が決まった。
HNSのダボル・シュケル会長は「ここ2試合の結果を誰も予想できなかった。我々は自分たちで首を絞めてしまった。少し前まで首位にいたんだ。理事会は満場一致でこの結論に至った」とコヴァチ監督解任の理由を説明した。
なお、新監督は来月の予選残り2試合に間に合うよう21日までに選ばれる見込みとなっている。
シュケル会長は1998年W杯でクロアチアが3位に躍進したフランスを再び訪れることを熱望しており、「クロアチアの全指導者をチェックし、チームをEUROに導ける人材を探したい」と明かしているため、後任は国内からの人選になるようだ。
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