リッカルド・モントリーボ【写真:Getty Images】
シニシャ・ミハイロビッチ監督の下で出場機会を失っているミランのリッカルド・モントリーボは、冬にイタリアを去るかもしれない。英紙『デイリー・スター』はアーセナルからの関心を報じた。
モントリーボはミランで指揮官の姿勢に不満を抱える一派のリーダー格として、ミハイロビッチ監督と対立していると伝えられてきた。今季は負傷も癒えてベンチ入りこそしているものの、出場は1試合もない。
そこに目を付けたアーセナルが冬の移籍市場で30歳のイタリア代表MFを引き抜こうと画策している。今夏もモントリーボ獲得に向けて動いていたが、失敗に終わっていた。
だが、仮に退団が決定的となれば争奪戦は必至だ。代理人のジョバンニ・ブランキーニ氏は「いくつかのクラブから彼について問い合わせがあった。我々とミランは全てのオファーを考慮する」とあらゆる可能性を否定しない。
昨季は負傷もあってわずか10試合の出場に終わり、イタリア代表からも遠ざかっている。来年のEURO出場を果たすには現状を大きく変えなければならないが、国外移籍は大きなリスクも孕む。今後のミハイロビッチ監督との関係も去就に影響を与えそうだ。
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