ベティスに所属する1U-19スペイン代表MFダニ・セバージョス【写真:Getty Images】
リバプールとアーセナルは、ベティスに所属するU-19スペイン代表MFダニ・セバージョスの獲得に興味を示しているようだ。7日付の英紙『デイリー・ミラー』が伝えている。
セバージョスは、昨季のセグンダ・ディビジョン(スペイン2部)で33試合に出場し、5得点5アシストを記録。チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスにプレースタイルが似ていることから、“ネクスト・セスク”との呼び声が高い。
U-19スペイン代表では13試合に招集されていたが、U-21代表でも3試合に出場しており、飛び級を果たしている。ボランチを主戦場とし、正確なパスでゲームを組み立てるプレーメーカータイプの選手だ。19歳ながら今季からは背番号「10」を背負っている。
その才能には、ベティスのペペ・メル監督も下部組織出身のセバージョスに惚れ込んでいる。過去にはレアル・マドリーからの関心が伝えられていたが、「彼はまだ若く、多くのことが過ぎ去っている。まだ19歳だから混乱してしまうんだ。彼を獲得したいクラブは、違約金を払わなければならない」と語っている。
ベティスとの契約は来年夏で満了となってしまうが、メル監督は「我々は彼と契約を延長することを楽観視している」と契約延長に自信を見せている。
その違約金には750万ポンド(約13億6500万円)が設定されており、2クラブは冬の移籍市場に照準を合わせて争奪戦を繰り広げることになる。
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