マンチェスター・ユナイテッドに加入したフランス代表FWアントニー・マルシアル【写真:Getty Images】
今夏にバルセロナからFWペドロ・ロドリゲスを獲得したチェルシーは、モナコからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した19歳のフランス代表FWアントニー・マルシアルの獲得にも動いていたようだ。7日の英紙『デイリー・スター』が報じている。
同紙によると、モナコはマルシアルに興味を持ったチェルシーに対して、来年夏ならば交渉をする可能性はあるが、今夏はチームに残留すると伝えていた。しかし、移籍最終日に交渉に乗り出したユナイテッドにマルシアルを移籍金3600万ポンド(約66億5000万円)で売却している。このことについて、チェルシーはモナコに対して怒りをあらわにしているようだ。
また、チェルシーの他にもマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン(PSG)なども獲得に興味を示していたとされている。多くのビッククラブから興味を持たれたマルシアルは、4日に行われたポルトガル代表との親善試合で74分に出場し代表デビューを果たした。ユナイテッドや代表での活動は始まったばかりだが、獲得し損ねた他のクラブに対して実力を見せつける日は、そう遠くないかもしれない。
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