オランダ代表のFWロビン・ファン・ペルシ【写真:Getty Images】
トルコ1部のフェネルバフチェに所属するオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシが、6日に行われたEURO予選でトルコ代表に敗戦し、グループ4位に転落したオランダ代表を不安視している。7日の英紙『ESPN FC』が報じている。
オランダ代表はアウェイでトルコ代表と対戦。8分にトルコ代表のオジャクプに先制点を許すと、26分にトゥランに追加点を決められ、さらに85分にもユルマズに3点目を献上して0-3で敗戦した。これによりグループ4位に転落しEURO予選敗退の危機に直面している。
試合後にファン・ペルシは「これはひどい…。これは本当にひどい状況だと思う」と、悲痛の叫びをあげた。トルコ代表に敗戦したことでオランダ代表は2試合を残して自力での本戦出場が消滅している。
グループAでは、アイスランドと同勝ち点で並ぶチェコが勝ち点19で本大会進出が決定している。オランダが本大会へ出場するには、3位を確保してプレーオフを勝ち抜くか、3位チームの中で最も良い成績を収める必要がある。
オランダは残り2試合でカザフスタン(アウェイ)とチェコ(ホーム)と対戦するが、いずれにしても敗退を免れるには残り2試合でトルコとの勝ち点差2を逆転しなければならない。
オランダが最後に予選を敗退したのは1984年大会。奇しくも、今大会と同じく開催国はフランスだった。ブラジルW杯で3位に輝いたオレンジ軍団に、8大会ぶりの予選敗退の危機が迫っている。
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