シニシャ・ミハイロビッチ監督(左)とアドリアーノ・ガッリアーニCEO(右)【写真:Getty Images】
今季からミランを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は、想像以上に実力不足の選手たちを前にしていら立ちを募らせている。
代表ウィークを利用して3部マントヴァと練習試合を行ったミランだが、ミハイロビッチ監督は格下相手に圧倒することができない選手たちに対して「彼らがなぜリザーブなのかよくわかる」と怒りをあらわにしていた。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、その発言を受けたミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長とアドリアーノ・ガッリアーニCEOがミハイロビッチ監督を夕食に招待し、現状の説明を求めたという。
フィリッポ・インザーギ監督からチームを引き継いだ際は明るい未来を予想する声が多かったものの、すでに懐疑的な目を向けられ始めている新生ミラン。来週末に予定されているインテルとの“ミラノダービー”が今後を左右する最初の大きな関門となりそうだ。
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