マンチェスター・ユナイテッドの元スペイン代表GKビクトール・バルデス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属し、今季の背番号を与えられていなかった元スペイン代表GKビクトール・バルデスが、プレミアリーグの登録メンバーに追加されたようだ。3日の英紙『デイリー・メール』が報じている。
U-21チームでプレーすることを拒否したことでルイス・ファン・ハール監督に追放され、プレシーズンに行われた北米ツアーのメンバーからも外されていたバルデス。
しかし、急遽プレミアリーグの登録メンバーに追加され、今季もリーグ戦に参加できることになったようだ。また、トルコ1部のベジクタシュ移籍が破談したあともユナイテッドに残り練習を続けていたとしている。
ユナイテッドは、GKダビド・デ・ヘアがレアル・マドリー移籍で合意していたが、移籍期限内に手続きが行われずに破談。ユナイテッド残留となっていた。
リーグ戦では全試合でアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロがゴールマウスを守っており、デ・ヘアはベンチ外となっていた。スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督は先日、デ・ヘアに対して「今後の活躍次第ではEUROに参加することは難しいかもしれない」とのコメントを残している。
また、第3GKのアンデルス・リンデゴーアがウェスト・ブロムウィッチへ移籍し、GKの層が薄くなっていたことでバルデスにとっては再びアピールできるチャンスが巡ってきたようだ。
同選手はファン・ハール監督に謝罪したとも伝えられており、それが転じて今回のリーグ戦メンバー入りにつながったのかもしれない。
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