【日本 3-0 カンボジア 2018年ロシアW杯アジア2次予選】
日本代表は3日、W杯アジア2次予選でカンボジア代表と対戦し、3-0で勝利した。
前半に1点を奪った日本は50分、吉田麻也が追加点を奪った。スルスルとバイタルエリアまで上がっていくと、ミドルシュートを決めた。
「トライしてみようと思いましたし、相手がかなり引いていた。攻め込んだ中でうまく点が取れて良かったです」と自身の得点を喜んだ。
相手が自陣に引きこもる中、センターバックはほぼ自由だった。「点を取った後、モリゲ(森重真人)にもどんどん行っていいよという話はした」と、後方から絡むことで攻撃に厚みをもたらす意図があったと明かした。
「ああいう形で点が取れたのはシンガポール戦でなかったことなので、良かった」
チャンスの数を考えれば3点は物足りなく、吉田も「4点目を取れれば良かった」と話した。それでも「守備は本当に集中力を切らさずにゼロで抑えること。相手にほとんどチャンスを作らせなかった」と、カンボジアに対してわずかな隙も与えなかった。
5試合ぶりの勝利となったハリルジャパン。吉田は「シンガポール戦の後、東アジアカップでも多くのサポーターの皆さんを失望させてしまったと思うので、ここからまた巻き返していきたい」と、今後に向けて意欲を口にした。
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