インテルで練習するアレックス・テレス【写真:Getty Images】
移籍市場最終日の締切ぎりぎりでインテルへの移籍が決まったブラジル人DFアレックス・テレスだが、どうやらガラタサライ退団は不本意なものだったようだ。
トルコメディア『ファナティック』はA・テレスのコメントを伝え、移籍の正当性に疑問を投げかけている。
「ガラタサライがなぜ僕を手放したのかわからない」と語るA・テレスは、「トルコで幸せだった」と、惜別の念を口にする。
トルコでレギュラーとして起用され続けてきたブラジル期待のSBは、自身にとって最後の試合となった先月29日のコニャスポル戦でベンチに座ったまま90分間を過ごした。また、同月18日に開催されたレアル・マドリーとの親善試合でもベンチスタートとなったことに疑問を呈している。
ガラタサライのハムザ・ハムザオール監督の起用法が自らの移籍に関連していたと感じており、「ブラジルにいる友達でさえ驚いていた。ただ一つの答えはハムザオールだ。これについては話したくない」と古巣の指揮官を非難している。
インテルのロベルト・マンチーニ監督の下でもプレーしていたため、新天地への順応もスムーズに進むはずだ。A・テレスは「偉大なチームに加わったというのは理解している」と述べ、切り替えてイタリアでの挑戦に全力を尽くすと誓っている。
ミラノ到着時には13日のミラノダービーに向けて「うずうずしている」と語っていたが、いきなりのデビューはなるだろうか。
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