ベティスに復帰したホアキン・サンチェス【写真:Getty Images】
フィオレンティーナからベティスに移籍したMFホアキン・サンチェスは9シーズンぶりの古巣復帰に大興奮のようだ。2日付のスペイン紙『エル・ムンド』が喜びのコメントを伝えている。
1日にベティスの本拠地ベニート・ビジャマリンに約2万人のファンが集まって行われたプレゼンテーションで、ホアキンは「最大の望みは“ホーム”であるベティスに戻って来ることだった」と述べ、地元ファンを沸かせた。
そして、34歳のホアキンは愛するクラブへ復帰したことへの心情を次のように続けている。
「僕の気持ちやハートはいつまでもベティコ(ベティスファンの愛称)だった。バレンシアにも大きな愛情を持っているし、マラガにもいた。だけどベティスとは違う。僕はまるでおもちゃ屋に来た子供のようだ」
ベティス復帰を望むホアキンに対し、戦力とみていたフィオレンティーナのアンドレア・デッラ・バッレ会長とパウロ・ソウザ監督は、当初売却に否定的だった。
それでも、ホアキンは移籍マーケット最終日に古巣復帰に協力してくれたフィオレンティーナ首脳陣には感謝もしていると同紙は伝えている。
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