自身を“点取り屋”だとは思わないエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは自身を“点取り屋”だとは思っていないようだ。2日、英紙『デイリー・メール』が報じている。
アザールは昨季プレミアリーグで14ゴール、チャンピオンズリーグや国内カップ戦を含めるとシーズン合計19ゴールを記録した。しかしながら、同選手は自身がバルセロナのFWリオネル・メッシやレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドのように大量ゴールを決められるようになることはないと語っている。
「僕はよく自分自身にメッシやC・ロナウドのようになれるか問いかけるんだ。シーズンに50~60ゴールを決められるようになるかとね」
「もちろん挑戦はするけれど、僕は本当の点取り屋にはならないと思う。自分の中にそういったキャラクターはないんだ。試合が2-0の時に『もう十分』などと思うことはないけれど、自分がゴールを決めたあとに『十分だ』と思うことはある」
また、アザールは自身がシーズンで15ゴールから20ゴールを決めることが満足であると語っており、ストライカー気質を持っている選手のように大量ゴールを記録したいという欲求がないことを明かしている。
それでも、同選手は向上心を忘れているわけではない。「僕は今キャリアのピークにいるけれど、もっともっと上手くなっていきたい」と語っている。リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドに続き超一流プレイヤーの仲間入りを果たしてから久しいアザール。果たして、同選手が2人の“怪物”に肩を並べる日は訪れるのだろうか。
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