ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】
ロシアW杯2次予選のカンボジア戦を翌日に控えた日本代表ノヴァイッド・ハリルホジッチ監督は2日、記者会見を行った。
先月末のメンバー発表会見では「ミドルシュートを打つこと」や「PKを誘うずる賢さ」など、日本サッカーにより積極的な姿勢を要求していた。それは合宿で直接選手たちにも伝えられ、トレーニングメニューにも落とし込まれた。
ハリルホジッチ監督は「選手たちの目はしっかり準備ができている。全員がプレーをしたいと思っていることが伝わってきた」と一定の手ごたえを感じている。そして「確固たる決意、アグレッシブな部分を期待している」と述べた。
また、フランスのトップレベルでプレーしていた指揮官は自身の経験を元に「常に後ろについて勇気づけをしたい」と、監督としての役割について話す。
そのうえで「私は元ゴールゲッターなので、どのような言葉が彼らを勇気づけるかを分かっている。自分にゴールするためのクオリティがあることを忘れてもらっては困るし、そういう気持ちを持ってやってもらえたらと思う」と語り、選手たちには確固たる自信が必要と説いた。
「私たちのプレーはまだまだ理想とは遠いが、その中で彼らは素晴らしいプレーをしてくれて、そしてただ、フィニッシュのところが足りないだけ。最後のシーンでの決意、冷静さといったところだ」と、日本の課題について熱弁するハリルホジッチ監督。
最後には得点を奪うため「とにかく自信を失うな」とメッセージを発して、日本代表の選手たちに奮起を促した
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