ユナイテッドに所属するデ・ヘア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの獲得を目指していたレアル・マドリーは、移籍交渉が決裂したにも関わらず、契約金の一部を支払う必要があるようだ。2日のイギリス『ブリーチャー・リポート』が報じている。
同メディアによると、デ・ヘア獲得条件の中にペナルティ条項が含まれており、合意したあとで契約が消滅した場合には、マドリーはデ・ヘアに対して740万ポンド(約13億6000万円)を支払うことになっている。どちらのクラブに過失があったかは明白ではないが、それに関わらずマドリーは契約金の一部を払うことになりそうだ。
ユナイテッドには何の損失もないが、デ・ヘアを獲得できなかったマドリーだけは大きな損をしたことになる。まさに泣きっ面に蜂と言いたくなるような出来事ではあるが、一番悔しい思いをしているのは選手自身であることは間違いないだろう。
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