FC東京に加入した元セルビア代表GKブラダ・アブラモフ【写真:Getty Images】
J1のFC東京は2日、36歳の元セルビア代表GKブラダ・アブラモフの加入を発表した。背番号は46番をつける。
FC東京は正守護神である権田修一がオーバートレーニング症候群により離脱し、圍謙太朗も右第5中足骨骨折により長期離脱しているため、戦力として計算できるGKが不足していた。
そこで、2011年から2014年まで在籍したカリアリでマッシモ・フィッカデンティ監督の指導を受けた経験を持つアブラモフに目を付けたようだ。
アブラモフはフィオレンティーナ時代にはチャンピオンズリーグの出場経験もある。昨季はトリノからアタランタに期限付き移籍でプレーしていたが、わずか公式戦3試合に出場したあとフリーの身となっていた。
長く試合から遠ざかっていただけにどれほどのパフォーマンスが発揮できるかは未知数でもあるが、187cmの長身に加えてセルビア代表とセリエAで豊富な経験を持っている。
アブラモフはFC東京のオフィシャルサイトで「このクラブの一員になることができ、とても誇りに思います。このチームと一緒に1年を最高の形で締めくくるために、良い仕事をしていきます」とコメントを述べている。
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