マンチェスター・ユナイテッドへ加入したフランス代表FWアントニー・マルシアル【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、移籍最終日にリーグ1のモナコから加入してきた19歳のフランス代表FWアントニー・マルシアルの存在を知らなかったようだ。英紙『マンチェスター・イブニングニュース』が伝えている。
同紙によると、飛行機で移動中にルーニーが同郷のフランス代表MFモルガン・シュネデルランの所に行き「マルシアルって誰だ?」と質問。それに対してシュネデルランは「マルシアルは素晴らしい選手で、かなり実力がある。昨季はモナコでいくつかの重要な試合にも出場している。ティエリ・アンリに似た選手だよ」と返答し、マルシアルについて説明したようだ。
シュナイデルランの紹介の通り、“アンリ2世”の呼び声高いマルシアルは、フランス代表に招集された経験はあるものの未だ出場がない。
各世代別のフランス代表としては出場経験はあるが知名度が低いため、ユナイテッドに推定5200万ポンド(約95億円)で加入すると聞いたユナイテッド関係者は誰もが驚いたそうだ。
マルシアルは、現地時間4日に行われるポルトガル戦および9日に行われるセルビア戦に向けたフランス代表メンバーに招集されている。ユナイテッド合流前にこの試合でルーニーに自分の存在を知らしめたいところだ。
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